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細菌検査

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 小さくて目では確認することが出来ない生き物・・・微生物。検査を行わなければその存在を確認することは出来ません。 各種、法令・条例等に準拠した微生物検査を行っています。施設の衛生管理等にお役立て下さい。 水由来の感染症で問題となるクリプトスポリジウムレジオネラ属菌の検査も対応しています。
 同じ検査項目でも、対象となる法令・条例などで検査の方法が変わります。
 下記以外の細菌・微生物検査につきましては、お問い合わせ下さい。

検査項目

水道水・清涼飲料水
RO水

一般細菌
大腸菌
大腸菌群
従属栄養細菌

排水・雑用水・環境水 大腸菌
大腸菌群
クリプトスポリジウム
ジアルジア
大腸菌・嫌気性芽胞菌
(クリプトスポリジウムの指標菌)
活性汚泥生物の顕微鏡観察

浴槽水・プール水 一般細菌
大腸菌
大腸菌群
レジオネラ属菌

関係法令

当社発行資料

よくあるご質問

Q1: レジオネラの検査に時間がかかるのは何故ですか?
A1: 細菌の検査は目に見えないほど小さい細菌を培養し、コロニー(集落)と呼ばれる目に見える形にする必要があります。 はじめは1個体の菌ですが、培養をすることによって1個体が2個体になり2個体が4個体・・・と増えていき、目に見えるまでに菌が増えます。 この菌の集まりをコロニーと呼び、このコロニーを数えて菌数としています。1個体から2個体に増えるのに大腸菌は30分ほどかかるのに対して、 レジオネラは6時間ほどかかってしまいます。そのため、検査にかかる時間も長くなってしまいます。
Q2: クリプトスポリジウムの指標菌として大腸菌や嫌気性芽胞菌が使われているのはなぜですか?
A2: クリプトスポリジウム(以下クリプト)は動物の消化管に感染する病原性原虫で、糞便と共に体外に排出されます。 大腸菌、嫌気性芽胞菌は両方ともヒトを含む動物の消化管の存在する菌であり、これらの菌が検出されると糞便によって汚染されている可能性が高くなります。 糞便に汚染されていると、同時にクリプトに汚染されている可能性が高いことから、大腸菌、嫌気性芽胞菌をクリプトの指標菌としています。
Q3: 飲料水の水質基準に設定のある一般細菌とはどんな細菌ですか?
A3: まず、一般細菌という名前の細菌はありません。一般細菌というのは標準寒天培地で36℃、24時間培養の条件でコロニーを作る細菌の総称です。 一般細菌の中には無害な菌も多いですが、病原性大腸菌など、人体に害になる細菌も含まれています。 一般細菌が多数検出されると、何らかの汚染がある可能性があります。

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