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精密分析(ICP,CV-AAS,UV-VIS,GC/MS)
当社では、RoHS規制物質10項目について精密分析を行っており、下記のような流れで分析対応を行っております。
前処理操作(例:プリンタ)
・カドミウム・鉛(ICP-OES:ICP発光分光分析装置)
試料を粉砕機などで機械的破砕細切し分取後、マイクロウェーブ分解装置などを用い酸にて完全溶解、ICP発光分光分析装置にて測定
・水銀(CV-AAS:還元気化原子吸光光度計)
試料を粉砕機などで機械的破砕細切し分取後、マイクロウェーブ分解装置などを用い酸にて完全溶解、検液を還元気化させた後、気化した水銀を原子吸光光度計にて測定
・六価クロム(UV-VIS:紫外可視分光光度計)
(試料:金属以外)
試料を粉砕機などで機械的破砕細切し分取後、有機溶媒やアルカリ溶液に加熱浸漬し六価クロムを抽出、抽出液に発色試薬を添加し、分光光度計にて測定
(試料:金属)
試料を熱水に浸漬し六価クロムを抽出、抽出液に発色試薬を添加し、分光光度計にて測定
・臭素系難燃剤・フタル酸エステル類(GC/MS:ガスクロマトグラフ質量分析計)
試料を粉砕機などで機械的破砕細切し分取後、有機溶媒に浸漬・加熱還流し抽出後、ガスクロマトグラフ質量分析計にて測定
フタル酸エステル類分析については別ページもご覧ください。