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水質総量規制

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関連語句

閉鎖性水域

地理的要因で、水の流出入の機会が乏しい環境におかれている海、湖沼を指す。 自然による自浄作用が緩慢なため人間による自然破壊が決定的な環境破壊につながりやすい。

汚濁負荷量

水環境に流入する陸域から排出される有機物や窒素、リン等の汚濁物質量をいい、総量規制や廃水処理設備の設計の際に用いられる。
一般的には、汚濁物質の時間あるいは日排出量で表わし、「汚濁負荷量(kg/日)=汚濁濃度(mg/L)/×排水量(m3/日)÷1000」で計算する。
工場や事業場などからの排水については、濃度による規制が多いが、たとえ濃度が小さくても排出量が大きければ環境に与える影響は大きくなるため、 通常環境への影響を推定する場合は汚濁負荷量を用いる。算出された汚濁負荷量から環境浄化のための削減負荷量を逆算でき、総量規制をかけることができる。

濃度規制

汚染物質を発生源での濃度で規制する方式。水質保全のための排水基準や大気汚染防止のための排出基準など。

総量規制

公害防止にあたって、排気・排水中の汚染物質の濃度ではなく、一定地域あたりの排出される総量を規制すること。

特定事業場

水質汚濁防止法で規定する特定施設を設置している工場又は事業場

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